板額・山号額
板額、山号額、額受金具を掲載しています。
山号について
山号は、寺院の名前である寺号に冠して付けられる称号です。中国では山中にも寺院が建立されることが多く、寺院の所在する山の名前と寺の名前を合わせて呼ぶ風習が広まりました。日本においても、比叡山延暦寺や高野山金剛峰寺といった形で称され、次第に受け入れられていきました。中国禅宗五山の山号冠称の制度に倣って、日本の鎌倉五山や京都五山といった禅宗本山が山号を用い、以後急速に禅宗以外の仏教諸宗派にも山号の使用が普及していき、平地に建立された寺院でも山号を称するようになっていきました。ちなみに、奈良仏教諸宗派本山は日本へ禅宗の伝播が興る前に開宗していたため、山号がありません。
浄土真宗と勅額について
勅額とは、天皇や皇族などの為政者(いせいしゃ)が揮毫(きごう)した長方形の扁額(へんがく)のことを指します。寺社の扁額には、開闢(かいびゃく)した開祖やその寺社に関わった高僧、土地の安堵を約束したり、諸堂建立時の大檀那となった将軍や大名および公家、著名な文化人などが揮毫したものがあります。
明治時代に、大谷派本山は両堂再建を祈念して勅額の下賜を申し出たことがあり、有栖川宮熾仁親王(ありすがわのみやたるひとしんのう)による代筆で揮毫された勅額、宗祖親鸞聖人大師号「見真」額が下賜されました。時を同じくして、本願寺派も政府に対して勅額を求めた結果、その後しばらくの間、浄土真宗以外の仏教諸宗派も開祖や高僧の大師号勅額下賜を求めるようになりました。
浄土真宗の山号額
山号額に揮毫された文字は、「額彫り(がくぼり)」という特別な技法で彫刻します。額彫りは、縁を深く彫りこむ一方で、中央を高く残し、一筆の断面がかまぼこ状になるように彫刻する技法です。
弊社では、本願寺派本山御影堂や大谷本廟総門に掲げられた扁額を忠実に再現した山号額を、本願寺派向けとしてご用意しております。また、上述した大谷派本山勅額と御影堂門に掲げられた扁額を模倣した山号額を、大谷派向けとして取り扱っています。
他に、仏教諸宗派や、様々な建築物にも対応した大門型山号額と板額をご用意しております。大門型はケヤキの額面に、四周額縁を回した汎用性の高い山号額で、山門や仏堂の軒下、向拝の虹梁や本堂内の欄間前など、ご希望の場所に取り付けることができる山号額です。板額は無垢のケヤキ平板に文字を彫刻したもので、会館や納骨堂、客殿〔式台(しきだい)〕などに掲げると、上品な雰囲気を醸し出します。板額は門柱や庫裏(くり)の玄関脇などに取り付け、表札代わりにもなります。山号額を受ける額受金具の取り扱いもしており、長期間風雨に耐えられるように厚い地金を使用しています。
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