椅子
こちらではご本堂だけでなく別に会館や葬祭場でもご使用いただける椅子を掲載しています。設置と撤去が楽な軽量なアルミ製椅子や、収納場所を取らない椅子と胡床がございます。また 折り畳み椅子は手かけの穴を設け、持ち運びが便利になっています。正座を補助する正座椅子や座椅子などの和室で使用される椅子も掲載しています。
日本における椅子の歴史
椅子は紀元前3000年頃のエジプトで生まれたと云われています。当時の椅子はまだ背もたれやひじ掛けのないスツールのようなものだったと云われています。現存する最古の椅子は紀元前2500年頃(縄文時代)のへテプヘレス王妃の墓から見つかった肘掛け椅子で、象牙や黒檀などの材料を使った豪華なものでした。日本では弥生時代に椅子のようなものがあったようですが、多湿な気候とその中で生まれた高床式の住居の文化の中で畳の上で生活する文化が育まれ、その後、明治時代を迎えて本格的に西洋文化を受け入れるまで、椅子は身分の高い一部の人をのぞいて、生活の中で殆ど使われることはありませんでした。
日本では床・畳の文化とともに、武士による封建制度とそれに伴う書院造と云う建築様式の普及で、生活空間の中に身分の差をはっきりと明示する風習が根付いたため、椅子は日本人の生活文化の中にあまり浸透しませんでした。その状況が変わるのは明治になり、西洋文化が本格的に日本に入るようになってからです。鉄道や学校などの公共の場や、上流階級の家庭を中心に椅子が広く用いられるようになりました。しかし、家父長制の強く残る一般家庭においては、座る場所は家の中の序列と同義であったため、椅子が一般的な家庭で普及するにはまだしばらく時間がかかりました。
その状況が大きく変わったのは高度成長期になってからです。一般の家庭では核家族化んだことにより今までの家庭内での家父長制が大きく衰退し、住環境もリビングダイニングの普及により椅子での生活が広く一般的になりました。また、医学的な見地から、正座のメリットだけでなく、デメリットも広く共有されたことにより、高齢者の間でも無理な正座を避ける傾向が増えてきました。こうした社会や生活の変化を受け、現在では寺院などでも椅子を使うことが一般的になりつつあります。
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