玄関周り
こちらでは、寺院の玄関周りや駐車場・お庭に関する用品を掲載しています。
ご健康なかたも履物を脱いだり履いたりする際は身体が不安定になります。ご来客の方が安心・安全にお参りいただくために玄関に設置できる椅子、手摺付き踏み台の他に、雨天の際でも大勢のお客様の傘を傘を専用の傘袋に収納できる傘立てや、お客様の履物を奇麗に収納できる棚板のついたテーブルなど玄関回りに便利なお品物がございます。またお檀家様が安全に駐車場をご利用していただくために、車止め用結界・区画整備用品もあわせて掲載しています。
玄関の謂れ
「玄関」という言葉は春秋時代の中国の思想家と云われる、老子が記したとされる「老子道徳経」の最初の一節がルーツだと云われています。その一節がこちら。
道可道、非常道。名可名、非常名。
(道の道とすべきは、常の道に非ず。名の名とすべきは、常の名に非ず。)
無名、天地之始。有名、万物之母。
(名無きは天地の始め、名有るは万物の母。)
故常無欲以観其妙、常有欲以観其徼。
(故に常に無欲にして以てその妙を観、常に欲有りて以てその徼を観る。)
此両者同出而異名、同謂之玄。
(この両者は同じきより出でて而も名を異にす。同じきをこれを玄と謂う。)
玄之又玄、衆妙之門。
(玄のまた玄は、衆妙の門なり。)
この内容には様々な解釈がありますが、概ねこのような内容だと云われています。
「これが道だと示すことの出来る様な道は、本来の道ではない。
これが名だと示せるような名は、本来の名ではない。
天地が創造されたときにはまだ名は無く、万物が現われてから名が生まれた。
だから、名に惑わされる人には奥深い道の姿を観ることができるが、
名に惑わされてしまう人には様々な現象の結果しか観ることはできない。
この二つの見え方の違いは元をたどれば同じ道から生じたものであるが、
正体は全く異なるものである。
この違いを生み出す道のことを【玄】と云う。
玄はとても奥深く、その深淵には全ての存在が生まれ出でる場所がある。」
この老子の教えは、後の仏教や道教に大きな影響を与えました。その後、中国を経て、仏教思想や道教思想が日本に伝わる中で、玄(=悟り)に至る道とその門(=関門)、つまり「玄関=仏門に入る入り口」として、禅宗寺院において使われ始めたと云われています。
その後、平安時代になると寝殿造の中門廊に軒唐破風を被せ、縁に上るための段を設けた「玄関」が現われます。しかし、こうした玄関は主に貴族のためのもので、家に招じ入れた身分の高い人をもてなすための空間であり、決して一般的なものではありませんでした。その後、武家が政治の中心になると、玄関は身分や家の格式を表すものとして武家社会に広く広がりました。この時代の玄関は、式台と呼ばれる、来客を取り次ぐための板敷があり、この形式は今でも和風建築の玄関に受け継がれています。
一般の庶民の家庭において玄関が普及したのは、厳しい身分制度が廃止された、明治に入ってからです。また、建物の入り口のことを広く「玄関」と呼ぶようになったのはこの頃からだと云われています。
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