建築金物・定紋など
境内地や仏堂の屋根および軒先に設置する唐金(からかね)を素材とした金属製品、屋内外で広く取り付けられる真鍮や銅製の金属装飾仏具を掲載しています。
擬宝珠(ぎぼし)、笹金具、釘隠、懸魚六葉(げぎょろくよう)、唄金具(ばいかなぐ)、九輪(くりん)〔相輪(そうりん)〕、天水桶、根巻金具、破風飾金具(はふかざりかなぐ)、風鐸(ふうたく)、露盤宝珠(ろばんほうじゅ)、親鸞聖人像、蓮如上人像、龍の水口、定紋、銘板が含まれます。
唐金製品
金属製品は「金物(かなもの)」とも称され、仏具には、銅、真鍮、唐金、鉄など多種多様な金属が使用されます。その中で、銅を主成分として、亜鉛、鉛、錫をくわえた唐金(からかね)という合金は、比較的大型で重厚感のある製品に形成されます。
仏堂の屋根に乗せ、雨仕舞の役目を担うとともに装飾性を高める九輪〔相輪〕や露盤宝珠、向拝(ごはい)軒下に設置され樋(とい)から流れ込んだ雨を溜める天水桶、手水屋(ちょうずや)には手や口をそそぐために設けられた龍の水口、境内地には浄土真宗の開祖である親鸞聖人銅像や中興の祖である蓮如上人銅像が備え付けられます。これらの仏具は、黒色もしくは青銅色〔ダークグリーン〕に塗装します。
銅および真鍮製品
銅や、銅と亜鉛の合金である真鍮も、仏具に使用される金属のなかでポピュラーなものでしょう。釘隠、唄金具、懸魚六葉、笹金具、柱根巻金具、破風飾金具は銅を地金として製作し、擬宝珠、風鐸は真鍮を地金としています。
銅地は柔らかな特性を生かして比較的薄く細かな細工を施す場合に用い、真鍮地はある程度地金の厚みがあるどっしりとした装飾製品に用います。釘隠は柱と交点を持つ長押に取り付け、その名の通り打ちつけた釘を隠すための装飾金具です。釘隠は別称を「六葉(ろくよう)」といい、主座(しゅざ)、菊座、丸座、樽の口という部品で構成されます。懸魚に付ける場合は、「懸魚六葉」という樽の口の長い釘隠が取り付けられます。
柱と床面に接する地長押の交点には唄金具が付き、仏堂の縁を回る高欄の柱には擬宝珠をあしらい、高欄の手摺にあたる鉾木には笹金具を取り付け、建築物各部の強度と装飾を高めます。軒先には魔除けとしての意味合いを持つ風鐸が吊り下げられ、これら建築物に取り付ける金具の総称を「建築金物」と呼びます。黒色の場合は塗装と別に、漆を高温で焼き付ける「漆焼付」技法を用いることがあり、金色の場合は鍍金(めっき)の他に、金箔を押したり、無機水銀を用いた「水銀鍍金」で着色します。
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