曹洞宗
曹洞宗について
曹洞宗は、中国唐代末~五代に確立された禅宗「五家七宗」の内の一つで、道元(どうげん)によって日本に請来された鎌倉時代に興った仏教宗派の一つです。臨済宗で行われる「公案(こうあん)」は行わず、ただひたすら坐禅を組む「只管打坐(しかんだざ)」を実践し、臨済宗の「看話禅(かんなぜん)」に対して、曹洞宗の禅は壁に向かって坐禅を組む「黙照禅(もくしょうぜん)」と言います。
常用経典として『般若心経』『大悲呪(だいひじゅ)』『観音経』を読誦(どくじゅ)し、『参同契』『宝鏡三昧』が語録として読まれ、道元が撰じた『正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)』を根本宗典としています。
曹洞宗の宗派
曹洞宗は、宗旨の開創者である道元と宗団の開創者である瑩山紹瑾(けいざんじょうきん)を「両祖」、道元の開いた永平寺と瑩山紹瑾の開いた総持寺を「両大本山」として平等に扱うために宗派の別がなく、単一宗派では約15000ヶ寺を擁する仏教最大の宗派です。
曹洞宗の開祖
曹洞宗の開祖道元は、内大臣久我道親(こがみちちか)と九条基房(くじょうもとふさ)の娘との間に京都で生まれ、建暦2年(1212)延暦寺に上り、翌年剃髪し受戒を受け、貞応2年(1223)入宋(にっそう)し曹洞禅を学んで帰国しました。宇治の興聖寺から福井の永平寺へと移り住み、生涯を通して曹洞宗の根本宗典になる『正法眼蔵』を記しました。
曹洞宗の荘厳について
曹洞宗の本尊は決まりがないものの釈迦如来を安置することが多く、仏天蓋で飾り、須弥壇や前机を設置します。前机両脇に置灯籠を置き、外陣には礼盤を設けて人天蓋を垂下し、礼盤四方に幢幡を備えます。臨済宗と同様に、鳴り物を多く用いるところに特徴があります。
曹洞宗にとって、高祖道元と太祖瑩山紹瑾の忌日9月29日と、降誕会(4月8日)・涅槃会(2月15日)・成道会(12月8日)の「二祖三仏忌」が重要な法要として厳修(ごんしゅう)されます。
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