ご自宅に御本尊を
真宗門徒は先祖供養のためではなく、自宅でも親鸞聖人の教えを聞くためにお仏壇を置きます。このためお仏壇と呼ばずに「御内仏」と呼んでいます。
またご本尊はご本山より下賜された御本尊をご安置する習わしになっており、こちらの御厨子はご本山の小型三折御本尊にあわせた大きさに設計製作いたしました。
御移徙(おわたまし)法要
新しく御本尊をお迎えする時や、引っ越しなどで新しい場所に御本尊を移される場合には「御移徙(ごいし、おわたまし)」や「入仏法要」をお勤めしていただきましょう。詳しくは所属されるご寺院様にご相談ください。
セットのご案内
御厨子とあわせてご購入いただけるセットのご案内です。三具足やおりん、香炉灰、お手入れ用のクロスなどがセットになっているので、お手持ちの御仏具がない場合でも、安心してお勤めいただけます。
セットは別売です。カートボタン上のオプションの選択項目からお選びください。
Aセット
- 仏飯器(落とし付)
- 花瓶
- 蝋燭立
- 木蝋燭
- 土香炉
- おりん
- 布団
- 撥
- お掃除用クロス
- 香炉灰
Bセット
- 仏飯器(落とし付)
- 花瓶
- 蝋燭立(鶴亀)
- 木蝋燭
- 土香炉
- おりん
- 布団
- 撥
- お掃除用クロス
- 香炉灰
Cセット
- 仏飯器(落とし付)
- 花瓶
- 蝋燭立(鶴亀)
- 木蝋燭
- 金香炉
- 土香炉
- おりん
- 布団
- 金襴輪
- リン台
- 撥
- お掃除用クロス
- 香炉灰
コンパクトでシンプルなデザイン
黒地に金色が映える、伝統的な御厨子をデザイン。シンプルだからどんなインテリアにも自然に馴染みます。また、横幅が30cm、高さ37.5cm、奥行約18.5cmのコンパクトサイズは、置き場所を選ばずにご安置いただけます。住み替えや転居などで、仏間がなくなってしまった場合でも安心です。
安心の日本製
こちらの御厨子は、木地製作から塗装・組立まで一つ一つ丁寧に日本国内で製作しています。また、木地の上には本漆と同じ色艶の、耐久性の高い塗料を使用しています。
御厨子の製作には十分注意を払っていますが、直射日光が当たる場所や、高温多湿の場所に設置した場合、木地に反りや捻れ・亀裂が発生する恐れがあります。ご家庭に置く際には、こうした場所を避けて置くようにしてください。
厨子の由来
厨子は元々、中国で厨房で使用する食器や食べ物を納めていた収納として伝わったと云われています。その後、仏教が伝来すると、仏像や経典、仏舎利など、大切なものを納める特別な「場所」として、広く日本中に普及しました。有名なものでは、奈良の法隆寺に伝わる国宝「玉虫厨子(たまむしのずし)」が知られています。
商品についてのQ&A
御厨子に御本尊は含まれますか?
御厨子に御本尊は含まれません。三折御本尊は、所属寺院様、御本山参拝接待所、お住いのお近くの真宗大谷派教務所様より手続きをお願いいたします。弊社からの申請はお受けしておりません。
ご安置できる小型三折御本尊の種類を教えてください。
御厨子には御本尊を立てる台が付属しているので、「台なし」の小型三折御本尊を申請するようにしてください。
大型三折御本尊は安置できますか?
ご安置できます。ただし御厨子に付属している台は小型三折御本尊の大きさに合わせているので使用できません。また御本山でご用意する台は横幅が長いので御厨子に安置できません。大型三折御本尊は台のない形でご安置ください。
お手入れで気をつけないといけないことはありますか?
水拭きはしないでください。水拭きをすると木地が歪んだり、塗装が変色する恐れがあります。お掃除する際は、まず羽根ほうきなどで、丁寧にほこりを取り、そのあと、柔らかい布か、セットに付属しているクロスなどで優しく拭いてください。
木蝋ではなく蝋燭を使っても大丈夫ですか?
木蝋は飾りの蝋燭なので火を付けないでください。読経をしないときに蝋燭の代わりに木蝋を立てます。
御厨子の中で蝋燭を点しても大丈夫ですか?
蝋燭に火を点すときは御厨子の外に出して使用してください。また蝋燭の火が御厨子の屋根に触れない場所に蝋燭立を移動してください。また、御厨子の前を離れる時には、必ず蝋燭の火が消えていることを確認してからにしましょう。
付属の御仏具だけ購入できますか?
御仏具のみの購入はできません。こちらの商品ページから、御厨子と一緒にご購入ください。
お線香などをしまう場所はありますか?
御厨子には引き出しがないため収納することはできません。