日蓮宗
日蓮宗について
日蓮宗は日蓮聖人が開いた仏教宗派で、鎌倉仏教のうちの一つです。日蓮宗は、法華宗とも言われ、『法華経』を中心的経典に据え、日蓮聖人が記した『立正安国論』『開目抄』『観心本尊抄(かんじんほんぞんしょう)』を日蓮宗三大部として根本聖典にしています。
日蓮聖人32歳の建長5年(1253)、清澄寺で立教開宗を行いました。
日蓮宗の宗派
弘安5年(1282)日蓮聖人は死の間際、日昭・日朗・日興・日向・日頂・日持を日蓮聖人の本弟子と定めて今後のことを託し、日昭は鎌倉法華寺、日朗は鎌倉妙本寺と池上本門寺、日興は富士上野大石寺と重須本門寺、日向は身延久遠寺を拠点として、それぞれに門流を形成していきました。
室町時代になると、京都の町衆と繋がることで隆盛し、本満寺・妙顕寺・頂妙寺・妙傳寺・立本寺・本圀寺・本法寺・妙覚寺・妙蓮寺・本隆寺・本禅寺・住本寺〔のち要法寺〕・上行院〔のち要法寺〕・妙満寺・本能寺・寂光寺・学養寺・大妙寺・弘経寺・宝国寺・本覚寺の「京都21ヶ本寺」ができました。
日蓮宗の開祖
日蓮は承久4年(1222)安房国〔現在の千葉県〕で生まれ、12歳で清澄寺道善房に付いて修学、16歳で出家して是聖房蓮長(ぜしょうぼうれんちょう)と改名しました。鎌倉や京都、比叡山で学び、『法華経』こそが仏の真の教えと確信するに至り、日蓮宗を開きました。「立正大師(りっしょうたいし)」の諡号(しごう)を下賜され、宗内では「御祖師様(おそしさま)」と呼ばれています。
日蓮宗の荘厳について
日蓮宗の本尊は、釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)を「本門の本尊」としますが、一般的に本堂に安置する本尊は、大曼荼羅本尊を図顕化した「一塔両尊四士(いっとうりょうそんしし)」の形態が多いようです。この他に、一遍首題(いっぺんしゅだい)、釈迦一仏、一尊四士、二尊四士、一塔両尊、大曼荼羅などを本尊とします。また、日蓮宗では鬼子母神(きしもじん)、大黒天、妙見菩薩、四天王、梵天、帝釈天、天龍八部衆などさまざまな仏が礼拝され、総本山久遠寺や本寺では、本堂の他に祖師堂や鬼子母神堂、七面堂、妙見堂、三十番神堂などを伽藍に配します。
荘厳は、内陣最深部に雛壇状の須弥壇を置き、雛壇最上部に本尊を、その前に祖師日蓮聖人像を安置し、日蓮聖人像前には八巻の法華経を経机に乗せて設置します。須弥壇前には大前机を設置して、五具足などの供養具を乗せます。内陣手前には礼盤や鳴り物、過去帳と過去帳台などを設置して、礼盤の上部には天蓋を吊るすことがあります。礼盤から少し離して左右に幢幡を吊り下げます。須弥壇両脇奥には位牌壇を設けているところもあります。
日蓮宗の使用する仏具で独自のものには、木鉦(もくしょう)、団扇太鼓、木剱(ぼっけん)、界縄(かいじゅう)、壇鏡(だんきょう)があります。
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