お香のご使用方法と燃焼時間
焼香炭は1箱に5本入りで、1/4片の燃焼時間は約80分です。1/2片の燃焼時間は約110分です。炭には折りやすいように切り込みが入っています。ご希望の燃焼時間に合わせて炭を折ってご使用ください。ご使用になりたい時間の10分~15分まえに火をつけてご準備いただくのがお勧めです。
着火の際は炭の角に火をつける
焼香炭を使用したい大きさに折り、ライターやろうそくで火をつけます。火にかざした炭の四隅にしっかりと火が付いていることを確認してから、香炉灰の上にのせます。この時、火で手を火傷することのないように気を付けてください。手元が不安な場合は、火箸やピンセットなどを使って火をつけていただくと安全に着火できます。
ご注意ください!
ご使用の際には以下の点に十分注意してご使用ください。
- 香炉は不燃性のものをご使用ください。
- 点火する際は、周囲に燃えやすいものがないか確認してからご使用ください。
- 屋外でのご使用は火の粉が飛ぶことがあるのでご注意ください。
- 点火中は火のそばから離れないようにしてください。
- 燃焼中の炭を折ると、周囲に火種が飛び散る恐れがあります。
- 火の粉が飛んで危険なので、点火する際に炭に息を吹きかけないようにしましょう。
- 途中で火種を消したいときは、まず火種を香炉灰の中に埋め、火が消えるまでしばらく待って、確実に火が消えたことを確認するようにしましょう。
- すぐに火を消したい場合には、水の入ったバケツなどを用意して、火箸で一つずつ炭を水の中に入れて消化しましょう。
- お焼香の火だね以外のご使用はしないでください。
お焼香・刻み香を焚く簡単な方法
- 香炉の灰を火箸などでよくかき混ぜて柔らかくし、灰の中に空気が含まれている状態にして、表面を軽くならします。
- 香炭をご希望の燃焼時間にあわせて折ります(こちらの焼香炭は1/4辺で約80分です)。
- ライターやろうそくで香炭に点火します。点火する際は、香炭の角に火をつけます。熱くなるので、直接手で持たずに、火箸やピンセットを使うことをお勧めします。火をつけるタイミングは香炉を使う10分~15分前がよいでしょう。
- 香炭に着火したら、香炉の灰の中央に静かに置きます。置いた後、炭の上に薄く灰をかぶせておくと火持ちがよくなりますが、灰を乗せすぎても炭の火が消えてしまうので、心配な場合は、灰をかぶせなくても大丈夫です。
- 灰の上で炭がちゃんと燃えていることを確認したら、香炭の上に焼香を置きます。少しすると焼香の香りがしてくるので、様子を見ながらお焼香を追加します。
- お香の燃え残りがなくなって煙もでなくなったら火を消します。火を消す際は、火箸やピンセットなどで炭をつまみ、水を入れた大き目の容器などにいれて火を消します。火種を香炉の中にそのままにしておいても火は消えますが、長時間火種が消えないこともあります。その場を離れる際は、必ず火が消えていることを確認してから離れるようにしてください。
- 焼香が終わったら、焼香炭を灰の中から取り出します。この際、炭がまだ熱を持っている可能性があるので、作業は火箸やピンセットを使用するようにしてください。灰はふるいにかけて燃え残った焼香などを取り除いて、また香炉の中に戻します。
商品についてのQ&A
一箱でどのくらいの時間炭を燃やせますか?
この焼香炭は一箱に5本の炭が入っています。1本は4つに折れるように切れ込みが入っています。1/4本の燃焼時間は約80分です。1/2本の場合は約110分です。
炭に火をつけるにはどうしたらいいですか?
香炭の角の部分が燃えるようにライターやろうそくの火にかざします。火に向けた方の四隅の角が燃えている状態になるようにすると良いでしょう。炭の大きさによっては火傷してしまうこともありますので、念のため火箸やピンセットをご使用ください。
刻みや練香などにも使用できますか?
付属のテガールダスターは研磨剤が含まれているので洗うことはお勧めしておりません。使用していると黒くなってきますが、仏具を磨き上げるのには問題ありません。そのまま擦り切れるまでお使いいただけます。